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「消滅しない都道府県ランキング」

「消滅しない都道府県ランキング」という記事がダイヤモンド社より発表されていました。
このランキングは「都道府県魅力度ランキング」も提供しているブランド総合研究所が調査を行った結果です。
毎年、各県の首長が注目しており、ニュース報道されているアレです。
どこかの首長が憤慨していましたよね。
確かに順位を付ければ良いというものでもない気がします。

ブランド総合研究所のHPをご覧になって頂くと様々なデータが掲載されております。

最新の2021年版「都道府県魅力度ランキング」では首位は13年連続で北海道、2位は京都です。
最下位は茨城県(前年42位)で、徳島は42位(前年46位)でした。
昨年のブービーから若干上昇しております。
最下位にならないと目立ちませんね(笑)。

今回の「消滅しない都道府県ランキング」でも、徳島は栃木県と同順位の42位(昨年36位)です。
昨年から大幅に順位を落としています。
悲しい結果です。

構成指標のうち「生活満足度45位」、「愛着度40位」で、悪い順位の原因となっています。
生活「満足度」は交通インフラや物価、教育、人材不足といった面が反映されているようです。
政策的な部分ですね。
人口も全国で44位、減少は加速度的に進んでいます。
このままだと本当に徳島県は消滅してしまいそうです。

「愛着度」が低いことも悲しい事実です。
「徳島の魅力は?」と聞かれてスラスラ言える人は多くないのかもしれません。
私は他県の方に徳島の魅力を聞かれると、「食べ物が美味しい、特に魚」、「すだちやレンコン、春ニンジン、桃イチゴ、鳴門金時など、素晴らしい農作物、ブロイラーの阿波尾鶏も日本一」、「阿波踊り」「鳴門の渦潮」、「祖谷のかずら橋を始めとした秘境」「日亜化学や大塚製薬といった世界的な企業を産んだ」、「大塚国際美術館」、「大きな災害が少ない」、最後に「板東英二」といった具合に沢山伝えるようにしています。
少しでも徳島に興味を持ってもらい、徳島に来て頂きたいからです。

生まれ育った徳島が元気にならなければ、そこで経営する中小企業の未来も明るいとは言えません。皆さんと共に再度、徳島の良さを見直し、愛着を持って、消滅してしまわないように盛り上げていけたらなぁと思いました。