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Expansion 事業拡張

事業拡張

「事業拡張」とは?

事業拡張とは、既存または新規の分野で、事業を大きくする経営戦略です。
その方法としては大きく以下の2種類に別れます。

既存事業の拡張 新規事業への進出

既存事業の拡張では、自社の事業や現在の市場を再分析し、
今までのノウハウを活かしながら別市場へ拡大・利益獲得を目指します。

一方で、新規事業への進出は、これまでになかった新商品やサービスを開発していくことになります。
新規事業進出の場合も、基本的には既存ノウハウを生かつつシナジー効果を狙います。それまで自社で提供したことのない商品やサービスをゼロから生み出すことになるため、既存事業の拡張とは別の方法に見えるかもしれません。しかし、方向性が異なるだけで、本質的に「事業を拡張する」という目的は一致しています。

「事業拡張」のメリット・デメリット

事業を拡張すると、次のようなメリットを得ることができます。

さらなる利益の獲得 認知度の向上 リスク分散

⑴さらなる利益の獲得

新しい商品やサービスを提供することで今まで獲得していなかった利益が手に入る可能性があります。また、市場でのシェア率向上や更に大きな利益を獲得できる可能性も高まります。

⑵認知度の向上

新しい商品やサービスをはじめた場合、雑誌・TVなどの取材やSNSでの拡散など、認知度の向上に繋がるチャンスがあります。認知度が高まれば高まるほど、さらなる利益獲得が見込め、優秀な人材をスカウト出来る可能性も高まります。

⑶リスク分散

既存事業が失敗しても、新規事業が成功していれば、会社全体としての損失を打ち消すことが可能です。既存事業と新規事業の両方を持つことで、今後訪れるかもしれない市場の縮小や人口の減少に対しての対策となるのです。

もちろんメリットばかりでなく、デメリットについても理解しておく必要があります。

⑴固定費の増大

既存事業と新規事業を維持するための人件費や家賃などの固定費の増大は回避不可能です。
売上が減少すれば赤字に転落する可能性もでてきます。

⑵資金繰り

事業拡張は多額の先行投資が伴うことがほとんどです。自己資金で払えば現預金は減少し、借入を行えば負債額増加となり、返済と利払いによって資金繰りが悪化する可能性があります。先行投資を計画通りに回収できなければ、会社存続にも影響がでてきます。

⑶組織マネジメント

拡張により組織が大きくなれば、従業員同士のトラブルや、従業員の質の低下、組織の階層化による意思決定の遅延などが発生しやすくなります。事業拡張と同時にマネジメント体制を整備しておく必要があります。

事業拡張の方法は「自社での実施」か「M&A」

事業拡張は、大きく「自社での実施」と「M&Aを行う」という2つの方法に分かれます。
前者はゼロベースから自社で新しい事業を立ち上げていく、後者はM&Aによって進出したい事業分野の会社や事業を買収することで拡張していくというものです。

「事業拡張」はM&Aでの実施が効率的

M&Aによる事業拡大/拡張

M&Aによる事業拡張を推進する動きは、近年、日本では加速しています。
特に、中小企業のM&Aは年々140%の伸びを更新している状況です。
M&Aによる事業拡張が選ばれてる理由は「初期投資コストパフォーマンス」の良さです。
M&Aによって外部から経営資源を調達すれば、市場に対する知識・ノウハウ・技術等をまとめて獲得できるため、新規事業参入にかかる時間や労力を大幅に短縮することができます。

同業他社との合併であれば、自社事業の弱みである部分を他社の技術により強化することができ、市場での競争力を高めることが可能です。

M&Aを成功させるためには適切な相手先企業を見つけることや適切なタイミングを見計らうことが重要といえます。市場環境に通じたM&A仲介会社によるサポートを受けられることがおすすめいたします。

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M&Aによる事業拡張を
ご検討の際は、
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