経営虎の巻 第92回「寝る前のネガティブ思考を防ぐコツ」
仕事をする上で、過剰に自信があるのも時に問題ですが、自信がなさ過ぎるも、相手に不安を与えたり、本来あるパフォーマンスを発揮できないなど困るケースがあります。
ただ、多くの人は出来たことより出来なかったことにフォーカスしやすく、特に就寝時には心が無防備になるので、ネガティブな思考に支配されて自信をなくし、なかなか寝付けない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その改善方法として「就寝前に今日一日を振り返り、良かったことを5つ数えると良い」と聞いたので実践してみました。
なぜ5つかと言えば「1~3つより、5つ挙げるほうが大変なので、そのぶん無理にでも “良かった体験” を数えられるようになる」のだそうです。
「良かったこと」が貯まれば自信も積み上がるので、ノートに記録していくといいそうです。
私が試してみたところ、一日の終わりに必死になって「今日の良かったこと」を探していたら、就寝前の思考がその “良かったこと” に、すっかり覆われてしまいました。
そうして生まれたのは、「完璧ではないが明日も何かしら良いことがあるだろう」という感覚と、「きっと何かは(些細でも達成)できるだろう」という、ごくごく小さな自信ができます。
これが積み重なれば、自信を失わせるちょっとしたスキマだって埋まるのではないでしょうか。
また、寝る直前の静かな時間、丁寧に、ゆっくりと、うまくマス目のなかに入るように文字を書いていると、本当に心が安らぎます。
寝る前に「良かったことを5つ書く方眼ノート術」で、どんどん自信が積みあがるワケは、小さなたくさんの「良かった」が思考を覆い、気分を下げるスキマまでも埋めてくれるからでした。
よろしければお試しくださいね。