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経営虎の巻 第135回「もしもに備える組織戦略」

BCP(事業継続計画)とは、自然災害や感染症、システム障害などの緊急事態が発生した際に、事業の停止を最小限に抑え、できるだけ早く復旧できるようにするための計画です。
近年、こうしたリスクが増加していることから、多くの企業がBCPの整備に力を入れ始めています。

日本では現在、大転職時代とも呼ばれるほど人材の流動性が高まり、社員の入れ替わりに翻弄される企業や職場も少なくありません。
人材不足が経営に与える影響は非常に大きく、今後は人に対する対策の重要性がさらに高まっていくでしょう。
そのためには、単一の対策に頼るのではなく、複数の視点から総合的に取り組むことが求められます。

こうした取り組みの中核となるのが、責任者の育成と配置です。
平常時にはフラットな組織が好まれる傾向がありますが、非常時には責任を持って迅速に行動できる人材の存在が不可欠です。
そのためには、計画的に経験を積ませたり、段階的な訓練を行ったりして、広い視野と的確な判断力を持つ人材を育てていくことが重要です。

日頃から不安定な状況でもどう行動するかという意識を持ち、訓練を重ねておくことで、問題解決力が自然と身につきます。
安定が常に続くとは限らない今だからこそ、どんな状況でも自社の事業を継続できる体制を、今のうちから整えておくことが大切です。