火災保険料、13%アップ!? 気になる理由と対策
2024年10月より、火災保険料が全国平均で約13%引き上げられました。
この改定は直近5年間で4回目となり、2022年の改定(平均10.9%)を上回る引き上げ幅です。
■引き上げの理由
主な背景として、自然災害による被害増加が挙げられます。
地球温暖化に伴う台風や豪雨の頻発が保険金支払いの増加を招いています。
また、2024年からは水災補償の料率が細分化され、市区町村ごとに5段階のリスク評価が導入されました。
これにより、高リスク地域では保険料がさらに上がる可能性があります。
■家計への影響
火災保険料の上昇は、特に持ち家の所有者や水災リスクが高い地域の住民に大きく影響します。
年間負担が大幅に増加する可能性があり、家計に与えるインパクトは決して小さくありません。
■対策
このような状況に対応するためには、次のような方法が考えられます。
・現在の生活環境を考慮(同じ規模の建物が必要か?)し、保険を検討する
・将来のリスクを考慮した保険契約を検討する
・各社のプランを比較して最適な保険を選ぶ
・防災設備を見直し、被害を最小にする。
火災保険は大切な資産を守るための手段です。
保険料の動向や、ご自身の状況(地域リスクなど)に合わせて適切なプランを選択・対策し、無理のない備えを整えましょう。
株式会社フィナンシャル・エージェンシー 徳島営業所
近藤 優