去る10月31日、加茂コミュニティセンターにおいて、第1回GHT選手権が開催されました。
GHTとは、G（グレート）H（報告）T（担当者）の略で、お客様への報告の技術を競う大会として企画されました。

私たちの仕事は、単に会計データをソフトに入力し、税務申告をするだけではなく、課題や将来の構想などをお話しするツールとして、出てきた数字を如何にお客様にご理解頂けるか、ということも重要となって参ります。
担当者によって、色々な手法やスキルを持っていても、今まで他の人の報告スタイルを見ることがなかったので、そういった情報も共有しよう、という狙いもあります。

エントリーは各課から選ばれた精鋭10組、報告者と報告を受ける人（社長さんや院長、奥様）に分かれて10分間で試算表や決算内容の報告を行い、言葉使いやジェスチャーを含めたわかりやすさなどを、選ばれた審査員が審査し集計します。

どの組もこの日のために内容を考え、練習を重ねてきただけあって、資料の作り方や説明の仕方、入りの挨拶や社長さんとの質疑応答など、随所に個性と工夫が見られ、観覧していた社員も活かせる部分が多かったのではないかと思います。

審査も接戦だったと聞いておりますが、第1位に輝いたのは弊社大阪支社のチームでした。
決算報告のシーンで、最初の挨拶から、途中の報告、また先方社長さん役の社員との質疑応答でも、しっかりとお客様に寄り添って、お客様の疑問を解決、というより解きほぐしていくような話法がとても印象的でした。

今回の選手権を通して、お客様への報告の重要性の再確認と、共有による全体的なレベルアップが図られたのではないかと思います。
ここで得られたものをしっかりお客様に還元できるよう努めて参りたいと思います。

そして、今回惜しくも1位を逃した人、今回出場の機会はなかったものの「自分も出てみたい」と思った人、様々居ると思いますので、是非第2回、第3回と続けていければと思っております。