一時払い保険の相続対策について
今年4月29日に一時1ドル160円台に円安が進み、大きなニュースとなりました。
6月中旬の現在も157円台となっております。
少し過去を振り返ると、2022年3月に110円台から120円台になったことがニュースになりました。
遠い過去のように感じますが、わずか2年で40円円安に進んでいます。
そんな中ですが、ドル建一時払保険は人気です。
その理由をご紹介します。
ドル建一時払終身保険の仕組みは、現在の為替レートでドルを購入して保険金額をドルで算出します。
6月現在の死亡保障を大きくするタイプの保険は、仮に10万ドルで加入すると死亡保障は、加入した瞬間から28万ドルになり、2.8倍の保障となります。
現在のレートで 1,000万円を保険会社に預け、相続時も同じレートだと相続人は2,800万円受け取る事ができます。
生命保険は1人500万円まで非課税で相続できるので、2人分のお金で5人分の相続対策ができたことになります。
仮に円高に振れて、この保険に預けた現在の1,000万円が 、相続時に1,000万円を下回る為替レートを計算すると1ドル55.59円 です。
相続対策がお済みでない方、未来の為替レートを想像しながらご検討ください。
(株)フィナンシャル・エージェンシー 徳島営業所
近藤 優