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経営虎の巻 第86回「ビジネスアプリを使って業務を効率化」

働き方改革の推進や、コロナによるテレワークの実施に伴い、最近では便利なビジネ
スアプリケーションが多数出てきました。
ビジネスアプリケーションを導入することにより、

①空き時間に仕事を進められる
②社内やチーム間での意思伝達が簡単になる
③顧客とのやり取りのスピードがアップする

などのメリットがあります。

例えば、チャットツール。
ビジネス版LINE『LINE WORKS(ラインワークス)』の導入を始めた企業が増えているという話をよく耳にします。
導入することで資料などもデータで送信することが出来、ペーパーレス化、情報共有のスピードアップが進みます。
chatwork』はタスク管理機能があり、『slack』は他の様々なアプリとの連携が可能です。

またWeb会議ツールとして『Zoom』がコロナによる影響などと相まって、シェアを大きく伸ばしています。
会議の主催者がメール送付したURLをクリックするだけでWeb会議に参加できるという手軽さが特長です。
最近では『Microsoft Teams』も人気のようです。

他にも便利な機能を持つのは名刺管理アプリ。
スマホのカメラで撮影するだけで名刺の情報を読み取り、名刺データを一括管理、OCR機能で編集、共有できるようなアプリもあります。
また、『googleカレンダー』のようなカレンダーアプリは社内外のスケジュールの共有が出来、『dropbox』のような資料のファイルを共有できるストレージアプリ、『Todoist』のような仕事の漏れを防ぐタスク管理アプリなどがあります。

便利で業務効率化に役立つビジネスアプリケーションですが、会社で利用するには

①アプリの選定
②利用ルールの策定
③ルールや使い方の周知・徹底

といったプロセスが必要です。
また、セキュリティ面を考慮すると、有料のアプリになることもあり、コストの面も検討が必要でしょう。
まずは自社に不足していると思われる要素を洗い出し、どの種類のアプリを使うのがより効率化につながるのか検討して、いきなり有料アプリでは無く、機能制限のある無料版やお試し版を試用してみるところからスタートしてみてはいかがでしょうか。