DIPファイナンス

でぃーあいぴーふぁいなんす

DIPファイナンスとは、民事再生法などの倒産手続き開始後も旧経営陣に経営を任せつつ、新たな資金を提供する金融手法のことをいう。DIPとは、Debtor in Possession（占有を継続する債務者）の略で、旧経営陣が残り、再建に当たっている企業を指す。日本では、再建中の企業に対する融資という心理的な抵抗感や担保の問題等から、主に政府系金融機関が中心となって取り扱っている。